2023.01.11
【常陸太田市・前編】茨城県観光vol.5 プラトーさとみ・銚子屋旅館・わたる家・兄弟船
こんにちは。リージョナルキャリア茨城のコンサルタント、佐藤です。
もっと茨城を知り、もっと茨城を楽しむため、『茨城県の全市町村を順番に訪問し、各地の宿に宿泊し、1日かけてその市町村を観光する』という企画の5回目です。
第5回目は常陸太田市です。常陸太田市は茨城県の県北地域に位置し、これまで訪問してきた高萩市、大子町、常陸大宮市とも隣接しています。人口は約4万7千人、茨城県の市町村の中では最大の面積を持つ場所です。
東京駅からJR常磐線特急で水戸駅まで行き、そこで水郡線に乗り換え常陸太田駅まで約2時間、車の場合は常磐自動車道を利用して約2時間で到着します。那珂IC、東海スマートIC、日立南太田ICのどこかで降りて向かうと良いでしょう。常陸太田市もやはり観光するには車で行くことをお勧めします。
このブログでは私の観光の様子を写真とともにレポートしていきます。それではさっそくスタートします。
※引用:常陸太田市 公式HP(最終閲覧日:2023年1月11日)
▼これまでの観光企画記事はこちら
vol.1【高萩市】
vol.2【北茨城市】
vol.3【大子町】
vol.4【常陸大宮市】
1.プラトーさとみ
自宅でモタモタしていたらあっという間にお昼を過ぎてしまい、急いで準備して常陸太田市に向かいます。
今日中に3~4か所観光しておきたいと思っていましたが、時間的に厳しそうでしたので、他の観光スポットと距離がある「プラトーさとみ」だけでも行っておきましょう。プラトーさとみは、標高780mにある高原の宿泊施設で、レストランやバーベキューハウス、天文台も利用できます。高原なので年間通じて風があり、風力発電用の風車が7基もあります。周辺は520ヘクタール(東京ドーム100個分以上)の牧場で、暖かい季節に来れば1日中楽しめそうなスポットです。
※以下、掲載写真はすべて筆者撮影。
意気込んで向かったもののまさかのCLOSED。
ホームページでは1~3月は閉館と書いてあり(ロケ日は12月)、オープンしているかと思ったのですが、残念ながら閉まっていました。プラトーさとみ周辺のエリアに入ってからは、人の姿が一切見えませんでしたので、私の調査不足だった可能性が高いです。残念。
曇りなのできれいな写真が撮れません...。
風車の近くに立ち入ることはできません。
どこか観光できるところがないか、周囲を車で走っていると、「若駒つりぼりセンター」がありました。しかし、ここも閉まっており、冬場このあたりの施設はどこもやっていないのかもしれません。高原なのでやっぱり夏場に来たいですね。
若駒つりぼりセンター」もCLOSED。
山奥に急にバス停があってビックリ。
小・中学生の通学用。絶対に寝坊できません。
2. 銚子屋旅館 外観と部屋
さて、もう夕方になってしまいましたので宿に向かいましょう。
本日の宿は「銚子屋旅館」です。今回もこの観光企画のルールに則り、常陸太田市内で2食付きの宿を探したのですが、どうしても見つからず、夕食はありませんが、朝食付きの銚子屋旅館さんにお世話になりました。常陸太田市内の市街地にあり、寛政元年(1789年)創業の大変趣のある旅館です。部屋にトイレ・お風呂・洗面所はありませんので、共有のものを利用しましょう。女将さんは「いばらき観光マイスター」の資格も持っているそうです。なお、門限は22時なので気をつけましょう(チェックインではなく、門限です。22時になると玄関が閉まってしまうそうです)。
ライトアップされていて、とても綺麗です。
はじめから布団が敷かれています。
3.わたる家
この旅行企画ではじめて、外で夕食をとることになりました。「いばらき観光マイスター」の女将さんに「近くに良い居酒屋さんはありませんか?」と尋ねると、大変親切に教えてくれました。さっそく女将さんお勧めの「わたる家」に向かいます。
店内はカウンター7席と小上がりの4人席のみのアットホームな雰囲気で、カップル、友人同士、家族、一人、どのようなシチュエーションで来ても良さそうなお店です。18時過ぎにお店に入ったのですが、すでに2組のお客さんと、他にも2組の予約が入っており、私は運よく、最後の1席に滑り込むことができました。
こちらもライトアップされて綺麗な佇まいです。
最初の生ビールは撮影し忘れました...。
常陸太田市の地酒「松盛」
タコの唐揚げ青のり風味
炙り和牛の温玉ユッケ
若干手ブレが...。
お酒も料理もすべて美味しくいただきました。オープンは2009年だそうですが、外観も店内も「オープンしたばっかり!?」というほど綺麗で、店員さんもとてもホスピタリティ溢れる素晴らしいお店でした。
4.兄弟船
次に向かったのは、「わたる家」から歩いて6~7分のところにある「兄弟船」です。
外観からして、長年地元の人に愛されていることが伝わってきます。ここも店内はほぼ満席で、カウンターではみんな顔見知りの常連さんたちがワイワイと楽しく会話をしています。この雰囲気のカウンターに一人で座るとドキドキします。早くお店に馴染もうと、レモンサワーを注文したまでは良かったのですが、手元が狂いそのレモンサワーをカウンターに全部こぼしてしまいました。女将さんがすぐにタオルで拭いてくれ、常連さんたちも心配そうに声をかけてくれ、一人泣きそうでしたが、人の優しさが胸にしみました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
私はこういうお店が大好きです。
馬刺し。ものすごくおいしかったです。
冒頭には私の大失態もありましたが、女将さんや常連さんたちとも楽しく会話をさせてもらいました。近くに住んでいたら毎週のように通っていると思います。大変盛り上がったため、写真撮影をすっかり忘れてしまい、なんとか撮影した馬刺しだけ載せておきます。銚子屋旅館の門限が22時なので、急いで帰りましょう。
5. 銚子屋旅館 朝食
朝はすっきりと目覚め、さっそく朝食をいただきます。一人の場合、朝ごはんはお部屋までもってきていただけます。ごはんにお味噌汁、漬物にオムレツ、煮物に納豆、ノリまでついて、朝から栄養満点です。私は普段、自宅にいると朝ごはんを食べないことも多いのですが、今回の宿泊プラン【喜ぶ顔が見たいから♪ 手作りおふくろの朝ごはん付プラン】の名の通り、こうやって手作りの朝ごはんを食べると幸せな気分になりますね。大変美味しくいただきました。
常陸太田市観光は、外で夕食を食べたこともあり、いつも以上に撮れ高があるため、今回は【前編】として次回【後編】を書いていきたいと思います。常陸太田市は、全国的にも有名な竜神大吊橋をはじめ、観光名所や楽しめるスポットや体験がたくさんあります。ぜひ後編もご覧いただければ幸いです。
※費用やマップは後編にまとめて記載します。
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