地域情報ブログ

レジャー2022.04.18

茨城県鹿嶋市にIターンした両親のもとへ【はじめての帰省】

私(佐藤照昭)は神奈川県横浜市出身です。いまは栃木県宇都宮市に住んでいますが、生まれてから25歳までは横浜で暮らしていました。「あなたの地元は?」と聞かれれば、もちろん横浜です。しかし先日、両親が突然「老後は田舎で暮らす」と言い出し、茨城県鹿嶋市に移り住みました。横浜の家はもうすぐ取り壊される予定です。わたしにとっての実家が消滅することになりました。


まず思ったことは、「田舎暮らしがしたいのであれば、なぜ息子がいる宇都宮に来ないのか」。両親に聞いても明確な答えは返ってきません。しかし概ね察しは付きます。横浜に実家があったころは、東京出張のたびにホテルに泊まるのではなく、実家に帰省していました。いつも連絡せずに帰省するので、その都度、迷惑そうな顔をされていました。これが息子のいる宇都宮を避けた理由だと思います。もう少し言えば、老後は子どもと距離を置いて自由に生きる、子どもの世話にはならない、という意思表示なのだろうと解釈しています。


さて、前置きが長くなりましたが、鹿嶋市に住む両親のもとへ「はじめての帰省」をしましたので、感想をブログに残したいと思います。


栃木と茨城は近くて、ものすごく遠い。


いままで横浜に実家があったときは、宇都宮から新幹線を使って2時間で帰省できました。それが茨城に実家が移ったことで近くなったと思いきや、電車で3時間30分+徒歩30分=合計4時間になってしまいました。2倍の差です。栃木と茨城は隣同士なのですが、車がないと移動はものすごく大変なのです。


友部駅で乗り継ぎのため時間がありましたので、駅構内を観光。


友部駅.jpg
友部駅2.jpg

水戸駅で精算しましょう。大洗鹿島線への乗り換え注意。


実は水戸駅で私はミスを犯していました。水戸駅では改札を出ることなく、常磐線から大洗鹿島線に乗り換えられるのですが、本当は水戸駅改札内にある精算機にSuicaをタッチしなければならなかったのです。私はJRの運賃を精算せず、Suicaが使えない大洗鹿島線に乗り込み、そして大洗鹿島線の切符も持っていないという状況に陥りました。
仕方がないので、「実家の最寄り駅の鹿島大野駅についたら、駅員さんに事情を説明しよう」。そう思っていた矢先、鹿島大野駅は無人駅であることが判明し、さらに乗っている電車はワンマン運転というアナウンスが聞こえます。
はじめて大洗鹿島線を利用される方は、皆さんやってしまうと思うので、ご注意ください。


大洗鹿島線の運賃は...少しお高めです。


大洗鹿島線.jpg

水戸駅で大洗鹿島線に乗り換えです。乗車時間が迫っており、1枚だけ何とか写真に収めました。


大洗鹿島線2.jpg

大洗鹿島線の下車は前方一箇所のみで、駅に着くと運転手さんがうしろを振り返り、車内で現金精算するシステムでした(水戸駅始発なので切符はなくてOK)。そしてJR運賃の精算は、帰りに水戸駅で精算すれば良いとのことです。


実家の最寄り駅、鹿島大野駅の夜は真っ暗。


私が鹿島大野駅に降り立ったのは、夜の8時頃でした。あたりは真っ暗で街灯はありません。スマホのライトだけを頼りに、知らない道を歩くことになりますので、とても不安な気持ちになります。初めて鹿島大野に行く人は、明るいうちに到着することをお勧めします。写真は宇都宮へ帰る際、明るい時間帯に撮影した駅舎です。実は鹿島大野駅は「関東の駅百選」に選ばれています。



鹿島大野駅.jpg

実家の庭は綺麗に整えられていた。


無事、実家に到着しました。私の父親は、庭いじりがしたいので、絶対に庭がある家というこだわりを持っていたそうです。そういうだけあって、庭はとても綺麗でした。

父の庭.jpg

実家から歩いて10分で太平洋の砂浜。


実家から徒歩10分で海があるというのは、なかなか良いものだなと思いました。わたしは泳げないですし、マリンスポーツもやったことはありませんが、海は見ているだけで清々しく、幸せな気持ちになります。

茨城の海.jpg

実家から車に乗って15分でジーコに会える。


実家から車で15分ほどのところにあるショッピングセンターチェリオで、サッカーの神様「Zico」に会えます。ここは「ジーコ ミニ ミュージアム」またの名を「ジーコ広場」と言います。Googleマップで「ジーコ広場」と検索すると出てきます。

ジーコ広場.jpg

私は不思議な縁で、2022年から茨城県を担当することとなりました。そのため、わたしも両親がいる茨城県に引っ越します。両親からは嫌がられるかもしれませんが、これまで以上に頻繁に帰省したいと思います。



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コンサルタント 
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