転職成功者インタビュー

メークス株式会社
箕輪徹さん(マネージャー) 40歳

ITと経営、異なる経験を活かせる仕事に茨城で出会えた。

IT部門で16年にわたり、業務システムのシステムエンジニアやプレイングマネージャーとして業務全般を担うなか、知人に誘われて介護業界へ転じた箕輪徹さん。経営陣の一人として事業運営に携わるなか、事業承継をめぐる方針の変化を機に転職を考え始めた。

経営に近い立場で得た経験を、もともとの軸であるITに活かしたい。そう考えて選んだのが、住宅用ユニット式基礎鉄筋を手がけるメークス株式会社だった。現在はシステム技術部マネージャーとして社内の業務改革を進めている。

当初は自分の経験が同社で活かせるのか確信を持てなかったという箕輪さんが応募に踏み切った経緯や、入社の決め手、転職後の仕事について伺った。

※本記事の内容は、2026年9月取材時点の情報に基づき構成しています。

過去の
転職回数
2回
活動期間
エントリーから内定まで137日間

転職前

業種
介護
職種
施設運営・経営管理
業務内容
現場運営と経営数値の管理を担当

転職後

業種
製造業
職種
システム技術部のマネージャー
業務内容
基幹システム(SAP)刷新プロジェクトの推進と、システム技術部のマネジメントを担当

自分の経験で通用するのか。迷った求人への応募を後押しされた。

現在のお仕事はどんな内容ですか?

建築資材メーカーの業務改革本部システム技術部でマネージャー(課長職)を務めています。私のミッションは、会社の「これからの10年」を見据えたIT基盤と業務の仕組みづくりです。

直近では基幹システム(SAP)を刷新する全社プロジェクトを主導し、業務を止めることなく無事に本稼働まで導くことができました。現在は受注・積算といった中核システムの刷新や、AIを組み込んだ開発体制づくり、ITガバナンスの強化に取り組んでいます。

入社前のご経歴を教えてください。

大学卒業後、茨城県本社の商社である関彰商事株式会社のIT部門に約16年間在籍し、社外向けのシステム提案などに携わってきました。ITインフラの整備から課題解決まで幅広く経験を積んだ後、知人からの誘いを受けて介護業界へ転身しました。

そこでは経営数値の管理から現場の課題解決まで、事業全体を直接動かす立場となりました。前職と前々職を経て「IT」と「経営」という二つの経験が得られたと思っています。

転職のきっかけは?

介護事業の経営に携わる仕事は非常に学びが多く充実していましたが、事業承継の方針転換などがあり、自分が長期的にコミットしていく将来像を描きにくくなったことがきっかけです。

将来を見据えた際に、これまで培ってきた経営に近いポジションでの組織づくりや業務改革のノウハウと、ITのスキルを掛け合わせ、腰を据えて長く挑戦できる環境へ移りたいと考え、転職活動をスタートしました。

転職活動はどのように進めましたか?

当時は転職活動に割ける時間が限られており、平日に情報収集や面接の時間を確保することが難しい状況でした。そんな中でスカウトサービスを通じて声をかけてくれたのが、リージョナルキャリア茨城(運営:リージョンズ株式会社)のコンサルタント、佐藤さんです。

佐藤さんは単に求人情報を紹介するだけでなく、私のキャリアをどのように活かすべきかという視点から親身に相談に乗ってくれました。

企業の経営層の人柄や裏側の課題を含めたリアルな情報を事前に共有していただけたためスムーズに選考が進み、多忙な中でも納得のいく転職活動を行えました。

今の会社に決めたポイントは?

決め手は大きく3点ありました。1点目は、40年以上にわたり茨城の地で信頼を積み重ねてきた堅実な事業基盤があり、安定性を感じられたこと。

2点目は、リスクを適切にコントロールしながらも挑戦を後押しする風土があり、自身の意思で業務改革に挑める環境だったこと。3点目は、SAP導入をはじめITへの投資を惜しまず、常に変化と成長を目指す姿勢に共感したことです。

また選考の中で、社員やその家族まで気遣ってくれる経営陣の人柄にも触れ、「この会社で貢献したい」と気持ちが固まりました。

仕事の手応えが見える距離で、働き方にもゆとりが生まれた。

転職していかがですか?

実務面での違和感はまったくなく、これまでの経験を活かせています。入社後は基幹システム刷新のプロジェクト管理を引き継ぎ、計画通り稼働まで進めることができました。

また、組織の文化として印象的だったのは、毎朝の清掃活動に役員クラスが自ら参加し、背中で姿勢を示している点です。組織の一体感や、全員で一丸となって業務に向き合う真摯な空気感を日々実感しています。

転職して良かったと思うことは?

一番のやりがいは、自分たちが構築した仕組みによって「現場の作業負荷が減り、ミスが削減された」という効果が目に見える形で還元されることです。

また、働き方のメリハリもしっかりしています。部署内では有給休暇の取得率も高く、定時内で集中して成果を出すカルチャーが根付いています。会社全体としても年間休日数を順次増やしており、仕事とプライベートの双方が充実した好循環の中で働けています。

困っていることや課題はありますか?

会社の事業拡大・成長に伴い、システム部門として取り組みたい施策がある一方で、それを担う仲間がまだ不足しているという課題があります。また、ベテラン社員が持つ豊富なノウハウやナレッジをドキュメント化し、業務の属人化を解消していくプロセスも推進している最中です。

しかしこれは裏を返せば、これから新しく入社するメンバーにとっても「仕組みを作る側」として関われる余白が大きく残されているということです。課題がある分だけ、自分の手で会社を良くしていく手応えがあると感じています。

生活面の変化はありましたか?

前職に比べて通勤時間が大幅に短縮され、日々の生活にかなりのゆとりが生まれました。また、会社が地域イベントである「守谷ハーフマラソン」のスポンサーを務めているご縁から、私自身も今年のマラソン大会に参加しました。それをきっかけに今では毎朝のウォーキングやランニングが習慣化し、とても健康的な生活を送れています。

エネルギッシュで常に挑戦を続ける社長の姿勢にも刺激を受けながら、オン・オフともに充実した日々を過ごしています。

転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

「地方には面白い仕事が少ないのではないか」というイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、地方企業のDX推進や業務改革はまさにこれからが本番です。都市部や大手企業で培った実務経験や専門知識は、そのまま地方企業の成長を牽引する大きな武器になります。

転職活動においては、年収や役職といった条件面だけでなく、「自分の判断や行動で会社をどれだけ変えていけるか」という軸を持つと、選択肢の見え方が大きく広がります。迷っている方はぜひ地域に密着したコンサルタントを頼り、表に出ていないリアルな情報を取りに行ってみてください。

担当コンサルタントから

コンサルタント 
佐藤 照昭

箕輪さんとのご縁は、スカウトサービスを通じて私からお声がけしたことが始まりでした。IT部門で16年間経験を積んだ後、介護事業で現場運営と経営数値の管理に携わっており、ITと経営の両方の視点を持つことが大きな強みだと感じました。

箕輪さん自身はITの仕事から離れていたこともあり、今回のポジションに自分の経験が通用するのか迷っていました。ただ、ITの知識だけでなく、経営の視点から業務を動かす力も持っている箕輪さんであれば活躍できるという確信があり、また箕輪さんが実現したいことも叶えられると思い、強くお勧めしました。

入社後はSAPの刷新を中心的に担い、現在はシステム技術部のマネージャーとして活躍されています。今後のさらなる活躍が楽しみです。

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