地域情報ブログ

その他2022.11.04

茨城県の移住支援制度について│県北エリア編

こんにちは。リージョナルキャリア茨城スタッフです。

2019年度から国や地方自治体による移住支援政策が始まりました。全国的な取り組みではありますが、実際の支援内容やその手厚さは、各都道府県、市町村ごとに異なります。


今回から茨城県の各市町が行っている政策についてご紹介します。県北、県央、県西、県南、鹿行の5つに分けてご紹介したいと思いますが、今回は県北エリアの市町についてです。


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※画像引用:Re:BARAKI「地域を探す」(最終閲覧日2022年11月4日)


茨城県北エリアってどんなところ?


海と山に囲まれた自然豊かなエリアです。海岸線や、清流、山並み、渓谷、里山は四季折々の変化を楽しむことができます。NHKの朝ドラマ「ひよっこ」のヒロインが育った村である奥茨城村のモデルになりました。各地で温泉が楽しめるほか、キャンプや登山、マリンスポーツが楽しめるので、休日は思い切り自然を満喫したい方にオススメのエリアです。


県北エリアは、日立市、常陸太田市、高萩市、北茨城市、常陸大宮市、大子町に分かれています。


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※画像引用:観光いばらき(最終閲覧日2022年11月4日)


各市町の移住支援について記載します。尚、いずれも20221015日時点の情報です。最新の情報については各市町サイトでご確認ください。


日立市


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(JR日立駅からの風景)

※以下、画像はすべていばらきフォトライブラリーから引用(最終閲覧日2022年11月4日)



<移住支援制度>


直近10年のうち東京圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)で通算5年以上(連続1年以上)通勤・通学していた方が対象になります。同市が定める支給要件(県が主催する未来プロジェクトへの参加/県の就業サービスを利用/ふるさと納税を行うなど)を満たす必要があります。


夫婦で移住した場合に100万円、18歳未満のお子さんがいる場合は一人当たり30万円、単身で移住する場合は60万円が支給されます。


※詳しくはこちら⇒https://www.city.hitachi.lg.jp/shimin/013/001/p093157.html



<ひたちテレワーク移住促進助制度>


日立市に移住しテレワークをしながら暮らす方を対象にした助成制度です。県外企業への勤務を継続しながら、テレワークを実施する39歳以下の方が対象になります。


住宅取得補助や、水道料金、通信機器整備費、交通費の補助を受けることができます。


※詳しくはこちら⇒https://www.city.hitachi.lg.jp/shimin/013/001/p088131.html


常陸太田市


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(竜神大吊橋)



<常陸太田市わくわく茨城生活実現事業における移住支援金制度>


直近10年のうち東京圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)で通算5年以上(連続1年以上)通勤・通学していた方が対象になります。尚且つ、茨城県が移住支援金の対象としてマッチングサイトに掲載している求人で就業するか、起業支援金の交付を受けた方が対象となります。


世帯で移住した場合に100万円、単身で移住する場合は60万円が支給されます。


※詳しくはこちら⇒https://www.city.hitachiota.ibaraki.jp/page/page005564.html



UIJターン等新規起業支援事業費補助金制度>


市内にUIJターンで移住し、起業しようとする方を対象として経費の一部を補助する制度です。対象経費(人件費・施設借入費・設備費。旅費・広報費など)の2分の1以内で,年度ごとに50万円が限度となり、最長で起業から3年度目まで受けることができます。


※詳しくはこちら⇒https://www.city.hitachiota.ibaraki.jp/page/page003747.html



<里美白幡台団地 無償貸付>


移住後に延床面積50㎡以上の住宅を建築し、居住と住民登録することを条件として、里美白幡台(さとみしらはただい)の分譲地が無償譲渡されます。里美白幡台は山々に囲まれた高台にあり運動公園に隣接しています。さらに、この分譲地への移住には100万円の転入促進助成金があります。


※詳しくはこちら⇒https://www.city.hitachiota.ibaraki.jp/page/page004093.html



<常陸太田市テレワーク移住促進助制度>


同市へ移住後に市外の企業を勤務場所としながら市内でテレワークしており、尚且つ3年以上居住する見込みがある方が対象となります。子育て世帯の場合は30万円、子育て世帯以外の場合は20万円が支給されます。


※詳しくはこちら⇒https://www.city.hitachiota.ibaraki.jp/page/page008360.html


高萩市


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(高戸小浜海岸)



<移住支援制度>


直近10年のうち東京圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)で通算5年以上(連続1年以上)通勤・通学していた方が対象になります。同市が定める支給要件(県が主催する未来プロジェクトへの参加/県の就業サービスを利用/いばらきふるさと県民制度に登録する/ふるさと納税を行うなど)を満たす必要があります。


夫婦で移住した場合に100万円、18歳未満のお子さんがいる場合は一人当たり30万円、単身で移住する場合は60万円が支給されます。


※詳しくはこちら⇒https://www.ijuteiju-takahagi.jp/2022/05/13/



<たかはぎ住マイル支援補助金制度>


自ら居住する住宅を市内に取得またはリフォームする方に対し、費用の一部を支援する制度です。物件購入の場合には5年以上定住する意思があること、リフォームの場合には申請時点で3年以上住んでいることなどが条件となります。物件購入の場合は10万円(ただし、住宅取得契約締結日以降に同居者いずれかが高萩市へ転入している場合は15万円)、リフォームの場合は工事金額が10万円~100万円未満の場合は工事金額の10%、工事金額が100万円以上の場合は10万円が支給されます。


※詳しくはこちら⇒https://www.city.takahagi.ibaraki.jp/sp/page/page004994.html



<物件紹介バンク制度>


市内に空き物件(空家・空店舗)を所有しており、売却や賃貸を検討している方に空き物件を登録していただき、ホームページにて登録された空き物件の情報を公開することで、空き物件の購入や賃借を検討している方との効果的なマッチングを図る制度です。本日時点では8件の空家情報が掲載されていました(協議中・成約済は除く)。また、本制度を利用して住居を取得した場合、たかはぎ住マイル支援補助金制度の対象として補助金が支給されます。


※詳しくはこちら⇒https://www.ijuteiju-takahagi.jp/bukkenbank/


北茨城市


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(五浦六角堂)



<移住支援制度>


直近10年のうち東京圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)で通算5年以上(連続1年以上)通勤・通学していた方が対象になります。同市が定める支給要件(県の就業サービスを利用するなど)を満たす必要があります。テレワークや、企業支援補助金の交付を受けて起業した場合も対象となります。


夫婦で移住した場合に100万円、18歳未満のお子さんがいる場合は一人当たり30万円、単身で移住する場合は60万円が支給されます。


※詳しくはこちら⇒https://kitaibarakey.jp/keypoint/support_money/



<お試し居住制度>


北茨城市へ移住を考えている方を対象に、5日以上3ヶ月以内で滞在できる住宅を利用できる制度です。光熱水費等として11,000円を支払う必要がありますが、施設の使用料はかからないため、北茨城市の暮らしを体験することや、転職活動・住居探しに活用することができます。


※詳しくはこちら⇒https://www.city.kitaibaraki.lg.jp/docs/2016050900014/


常陸大宮市


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(三王山自然公園の展望搭)



<移住支援制度>


直近10年のうち東京圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)で通算5年以上(連続1年以上)通勤・通学していた方が対象になります。同市が定める支給要件(県の就業サービスを利用するなど)を満たす必要があります。テレワークや、企業支援補助金の交付を受けて起業した場合も対象となります。


夫婦で移住した場合に100万円、18歳未満のお子さんがいる場合は一人当たり30万円、単身で移住する場合は60万円が支給されます。


※詳しくはこちら⇒https://www.city.hitachiomiya.lg.jp/page/page005758.html



<住宅取得奨励金制度>


子育て世帯、新婚世帯を対象に、住宅購入費用が補助される制度です。新築住宅・建売住宅の場合は50万円、中古住宅の場合は25万円が支給されます。世帯全員が移住者の場合はさらに20万円の加算があります。


※詳しくはこちら⇒https://www.city.hitachiomiya.lg.jp/page/page004969.html


大子町


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(袋田の滝)



<移住支援制度>


直近10年のうち東京圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)で通算5年以上(連続1年以上)通勤・通学していた方が対象になります。同市が定める支給要件(県の就業サービスを利用するなど)を満たす必要があります。テレワークや、企業支援補助金の交付を受けて起業した場合も対象となります。


夫婦で移住した場合に100万円、単身で移住する場合は60万円が支給されます。


※詳しくはこちら⇒https://www.town.daigo.ibaraki.jp/page/page004315.html



<空き家バンク制度>


空き家の賃貸又は売却を希望する所有者などからの申込みにより登録された空き家情報を、空き家の利用を希望する方に対して、町が情報を提供する制度です。

https://www.town.daigo.ibaraki.jp/page/page000325.html



<空き家片付け支援補助金>


空き家バンクに登録されている空き家の引っ越しに要する経費に対して補助金が3万円支給される制度です。


※詳しくはこちら⇒https://www.town.daigo.ibaraki.jp/page/page005686.html



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